FACT FULNESS(世界の貧困は終わった?世界の新生児のワクチン摂取率は80%越え?)感想

FACT FULNESS(世界の貧困は終わった?世界の新生児のワクチン摂取率は80%越え?)感想

こんにちは。Nishi(@ryugakusei_life)です!

今回は最近読んだオススメの本を紹介します。オススメの本は、FACT FULNESS です。非常に人気の本ではあるので、読んだことや聞いたことある人が多いかもしれません。私もみんなが読んでいるので、読んでみようかなという気持ちで読んでみたら、色々と新しい発見があったので、簡単に紹介したいと思います。

この記事を読むと分かること
・FACT FULNESSとは?
・本の内容の要約
・この本から学べること
・この本が伝えたいこと
こちらもオススメ!!
・20歳のときに知っておきたかったこと(what I wish I knew-when I was 20)感想

FACT FULNESSとは

まずFACT FULNESSとは、「データ基に世界を正しく見る習慣」を意味します。多くの人は自分が知っている世界は、事実と大きくかけ離れていないと思い込んでいますが、実際には事実と大きく違う考え方や間違った思い込みをしているといった内容です。

この本には、いくつかの世界の貧困や人口、教育などに関する質問がありますが、私もほとんどの問題で間違った考え方や大きな勘違いをしていました。

私たちが思っているより、世界は豊かになっていることをデータを基に教えてくれるそんな本です。

日本人の一般的な感覚で言うと、アフリカや南米の国では貧困が続いていて、ご飯がまともに食べることができない人が多くいて、学校にも通えていない人が多くいるのではないか、と考えている人がほとんどだと思います。

しかし実際、上記のような状況にある人々はかなり減っていて、ほとんどの人はご飯はきちんと食べることができて、学校にも通えており、生活水準がかなり上がっているが実情です。

筆者

筆者はハンス・ロスリングさんで、現役時代は医者であり、グローバルヘルスの教授、さらには教育者として活動していました。世界保健機構やユニセフのアドバイザーを務め、スウェーデンで国境なき医師団を立ち上げたほか、ギャップマインダー財団を設立しました。タイム誌の選ぶ世界で最も影響力の大きな100人にも選ばれたが、2017年に他界しました。人生の最後はFACT FULNESSの執筆に捧げました。

このハンス・ロスリングさんは数十年間の中で、何千人もの人に貧困、人口、教育、エネルギーなどの世界にまつわる質問をしてきました。医学生や大学教授、科学者、企業の役員、ジャーナリスト、政治家などほとんど人が同じ勘違いをしていました。そこでこのFACT FULNESSで、事実に基づく世界の見方を教えたいという思いで書かれた本になります。

どんな事実を紹介してくれるのか

どのような質問があったのか、1つだけ紹介します。

「世界中の1歳児の中で、なんらかの病気に対して予防接種を受けている子供はどのくらいいるか」

A 20%

B 50%

C 80%

皆さんはどれを選んだでしょうか。私は、Bを選びました。

日本やアメリカ、ヨーロッパなどのいわゆる先進国では80%を超えていると思いましたが、アフリカなどでは、まだまだ予防接種を受けることができる子供は半数以下だろうと考え、50%を選びました。

この問題の正解は、Cの80%です。

おそらくほとんどの人が思ったより、予防接種を受けることができている子供が多いなど感じたと思います。現在では、ほとんどの人が最低レベルの予防接種は受けれている事実を私たちは知らなかったのです。

このように世界では、私たちが思ったよりも世界の豊かさは向上してきているよという事実をデータとともに教えてもらえるのが、この本です。

80%という数値には、かなり驚きましたね!

まとめ

この本で、大きく伝えているのは、事実をデータからきちんと知ること。また、人間は様々なことに対して思い込みをしており、それは正しいことばかりではないということ。

この本を読んで私は、考え方の幅が広がった気がします。またどんな物事に対しても、冷静に考えることができるようになりました。定期的に読み直したい本でもあると思います。

是非気になった人は読んでみてください。

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 [ ハンス・ロスリング ]

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