こんにちは。Nishi(@ryugakusei_life)です!
今回は、アイルランドの国旗について詳しく紹介したいと思います。アイルランドの基本情報、人口、面積、気候などを書いた記事は、他にあるので良ければ見てみてください!
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アイルランドの国旗は、コートジボワールと似ている?
私もよく迷いますが、アイルランドの国旗は、コートジボワールの国旗と非常によく似ています。
左がアイルランドの国旗で、右がコートジボワールの国旗です。笑


左右の緑と橙色が逆になっています。非常にややこしいです。
左に緑が来ているのが、アイルランドの国旗。橙色が左にあるのがコートジボワールの国旗。と覚えておきましょう。
ちなみに、逆にしたら全く同じにはなりません。なんとそれぞれの国旗の縦と横の比が違います。
アイルランドの国旗は、縦横比が1:2、
コートジボワールの国旗は、縦横比が2:3となっています。
国旗に縦横比がしっかりと決められていたことを初めて知りました。なので、色の配色以外にも違いがあります。
コートジボワールの国旗の3色の配色の意味は以下のようです。
- オレンジ・・・国土の北半分のサバンナであり、豊穣の台地を意味する。
- 白・・・平和を意味する。
- 緑・・・国土の南半分の森林であり、希望を意味する。
このようになっているようです。アイルランドの国旗の由来とは、また違った意味合いになっています。どちらかがどちらかをパクったわけではなさそうですが。笑
どちらか後に作った方が、他に国と似ているから変えようとかならないもんなんですかね?
アイルランドの国旗の由来

アイルランドの国旗(アイルランドのこっき、愛: Bratach na hÉireann、英: Flag of Ireland)は緑、白、橙の縦三色旗である。1922年にアイルランド自由国の国旗として採用され、1937年に新憲法を施行してエール共和国と改称した際に、憲法で国旗として定められた。
Wikipedia
1922年に採用されたことになるので、ちょうど100年が経ちますね!
アイルランドの三色旗は、1848年にアイルランド独立運動に共感したフランス人女性によって、反乱軍のリーダーであったトーマス・フランシス・マハーに初めて贈られたそうです。
1916年のイースター蜂起では、革命政府が採用した三色旗がダブリン中央郵便局の上に掲げられました。
国のシンボルとして2色の色が使用されるのは、初めてのことだったそうです。
1919年、新革命政府は三色旗を国のシンボルとして採用し、北アイルランドでも、三色旗はアイルランド島のシンボルとして多くの民族主義者によって使用されていたと言われています。
東京オリンピックでのアイルランドの国旗にまつわるエピソード
1964年の東京オリンピックでは、面白いエピソードがあります。
東京オリンピックで国旗考証を担当した吹浦忠正によれば、最も国旗の調整が難航したのはアイルランドの国旗であったそうです。
当時は、アイルランドへ何度も赴き、認識を合わせたり、データでやりとりをできるような時代ではなかったので、手紙でアイルランドのオリンピック委員会に連絡をとり、国旗に使う色を確認しました。
当初は、3色ともにアイルランド人が納得するような色ではなかったようで、こだわりがすごかったようです。
そんなこんなで調整が長引き、手紙のやりとりを10回近く行い、開幕の4ヶ月前にやっと出来上がったようです。
数十年前は、インターネットがないため、国外の人とコミュニケーションを取るのは、非常に難しいですよね。国旗の色もかなりこだわって完成させたのは、素晴らしいことだと思います。
アイルランド国旗の3色それぞれの意味
アイルランドの国旗には、緑、白、橙色とありますが、それぞれに意味があります。
- 緑色・・・アイルランドのローマカトリックを象徴
- 橙色・・・オランダのオラニエ=ナッサウ家のイングランド王ウィリアム3世の従者であった少数派のプロテスタントを象徴
- 白色・・・両者の永続的な平和と共存を願う気持ちを象徴
それぞれの色に意味があると考えると、その国の特徴もわかって非常に良いですよね!
個人的には、白色の意味である、平和と共存を願う気持ちを象徴というのは、非常に良いなと思いました。
ではまた!
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